薄毛を発症するにあたっては何らかの原因が存在します。
クリニックにおける発毛治療においてはまずその原因をしっかりと把握するところから個人に合わせた治療法が展開されていくこととなります。
昨今では個人経営の内科や皮膚科、外科などのクリニックでもAGA治療を受けることができますが、しかし専門病院でないと十分な設備が整っていないというネックがありますし、医師そのものも専門知識に欠ける部分が出てしまいます。
もしも専門的な治療を受けるのであれば、専門外来のある美容クリニックや薄毛治療専門クリニックを受診すると良いでしょう。

 

発毛治療においてはまず医師による触診や問診によって頭皮の状態や生活環境のチェックが行われます。
そこで頭皮の衛生状態が悪く、毛穴が皮脂やフケなどで詰まっているような場合には、専門の施術にてそれらの毛穴詰まりを除去して頭皮環境の改善を行います。
この習慣を徹底してミノキシジルなどの育毛剤を処方するだけでも発毛効果が得られるでしょう。

 

また、問診の中で様々な精神的なストレスや生活習慣に関する問題点が見受けられた場合には、こう言った箇所を改善していくように生活指導を行い、その後の経過を観察していくことによって状況を見定めることになります。

 

そして発毛治療の中で最も多いのがAGA治療です。
薄毛治療専門クリニックを受診する人にはこの症状を発症しているケースが多く、まず医師は血液を使った遺伝子検査などで本当にAGAかどうかを確認した上で、専門のAGA治療に歩を進めていきます。
基本的な治療方法としてはまずフィナステリドという成分を含んだプロペシアという飲み薬の処方があります。
これを服用すると頭皮の特殊な酵素が抑制され、これが男性ホルモンと相まって頭髪の成長を阻害する物質が生じるのを防ぎます。
すぐに効果が出ることはありませんが、早い人なら数週間、遅い人は半年から1年ほどの服用で徐々に頭髪の成長サイクルが正常化していくこととなります。

 

またプロペシアと合わせて使われるのがミノキシジルという育毛剤です。
これは頭皮につけることで毛細血管の拡張を促し、そこで高まる血流量とともに栄養分が過不足なく毛根へともたらされるようになります。
こうして頭髪の成長をサポートするわけです。

 

薄毛治療ではこう言った飲み薬と塗り薬の使用の他にも、さらに専門的な手法が用いられることもあります。
成長因子や栄養分を含んだエキスを頭皮に直接注射して発毛を促したり、あるいは頭髪の細胞を培養して薄毛部分に戻して経過を見る再生医療があったり、さらには健康的な自毛を毛包ごと採取して薄い部分に植毛する手法も行っています。