ひとたび薄毛に陥ると自分の外見が大きく様変わりします。
そのため、人と会っている時でも相手の視線が気になったり、どこか自分に自信が持てなかったり、引っ込み思案になるなど精神的に受ける影響も少なくありません。
また、鏡に映る自分の姿にストレスが募ったりするケースもあるでしょう。
しかしこれらの症状はできるだけ初期の段階で対策を講じてケアしていけば改善できる可能性が高まります。
まずは専門のクリニックなどを受診することで原因を特定した上で、然るべき薄毛治療を行うと良いでしょう。

 

しかしこれらの薄毛治療にはリスクが伴う可能性があるので注意が必要です。
例えばAGAという病気によって頭髪が失われているのであれば、その治療としては飲み薬や塗り薬などの特効薬によって大きな改善効果が得られます。
しかし使用される特効薬が副作用を引き起こすこともあるので慎重な経過の観察が欠かせません。

 

この時に使用される飲み薬としてはフィナステリドという成分を配合しているプロペシアという薬品が代表的です。
そもそもAGAは男性ホルモンと頭皮の5αリダクターゼという酵素が反応して頭髪の成長を妨げる物質が生じて成長サイクルを乱してしまう病気のこと。
そこにプロペシアを服用すると頭皮の5αリダクターゼの働きを抑制する効果を持ちますが、それと同時に男性ホルモンへの影響も及ぶことから、性欲減退や勃起不全などが生じる可能性があります。

 

さらに肝機能障害や鬱などを発症するリスクも報告されていますので、これらの症状に該当する反応が出た時にはすぐに使用をやめて医師の診断を受けた方が良いでしょう。

 

一方、外用薬タイプのミノキシジルにも副作用を生じさせるリスクが伴います。
本来、この薬は頭皮の毛細血管を拡張させることによって血流量を増やして栄養分を過不足なく供給するのを可能とします。
しかし、血管を拡張させると同時に血圧も下がりますので、もともと低血圧症を患っている人にとってはさらに血圧が下がり、心臓や血管に負担をかけるリスクが伴ってしまいます。
診療時に自分の血圧状況について把握していれば良いのですが、十分把握していない場合には注意が必要です。

 

また、このミノキシジルは血行が活発化することによって全力疾走したような疲労感や性欲減退、鬱などをもたらすこともありますが、それに加えて肌のかゆみや発疹などを生じることもあります。
そして頭髪のみならず身体の他の部位に至るまで血行改善が進み多毛症をもたらすこともあるので、こう言った症状が出た際にもいち早く医師に相談することが求められます。